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職場復帰2011/04/02

無事に帰国し、昨日四月一日より本務校に復帰しました。今年はカレンダーの都合などで、全学の入学に先立って学部の入学式が先に行われました。今年度からわが立命館大学国際関係学部では全単位英語で学ぶグローバル・スタディーズ専攻が発足し、学部長のスピーチも日英両語で話されました。

教員の自己紹介は、時間の都合で日英どちらでも良いとのことでしたが、結局大半の教員が日英両語で挨拶しました。

アメリカ、カナダ、ドイツ、ネパール、シンガポールなどの国々からこられた、国際色豊かな新任の先生方をたくさんお迎えし(その先生方は逆に多くの先生方が片言でも日本語も交えて語りかけてくださいました)、新入生も「これはおもしろいところにきたぞ」という表情でした。

それにしても、結果的になにもかも日英両語になり(それどころか非英語圏を専門になさる先生には、日英両語どころか、三ヶ国語を交えて挨拶される方までおられ)、式次第に時間のかかること。今後、いろんなところで、これは課題になりそうな気がします。

先生方のあいさつの中で個人的に印象に残ったのは、高橋伸彰先生の言葉。「複数の言語を学ぶことは、なにが翻訳可能で、なにが翻訳不能かを知ることだ」と指摘され、なにもかも翻訳可能であると「国際語」に押しつけることも、なにもかも翻訳不能であると母語に立てこもることも、あるいは傲慢でありあるいは怠惰であると述べられました。

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本日土曜日もオリエンテーション業務で出勤。今年は一年生向けの演習(クラスとして機能する)を担当。これから顔合わせ。どんな学生諸君が集まったか、おおいいに楽しみ。